朝顔の上生菓子

 

俳句の世界では初秋の季語になっている朝顔ですが、現代では夏の朝の花の代表格です。和菓子の世界でも人気のモチーフで、丸く花形をかたどった生地の中央をへこませ、グラス絞り羊羹で蔓を描いたり、羊羹を葉形に抜き取って添えたり、露に見立てたさいの目状の錦玉をのせる手法が定番です。