· 2017/10/11
「菊(きく)」煉切製:花ごろも 淡い紅色に染めた煉切で小豆こし餡を包みまるめ、三角へらを使って花弁の数に分けて筋目を入れて、手技(てわざ)で菊の花をかたどります。さらに、中央には、しべの形の三角棒という道具で押して黄色の花芯を入れて完成です。...

 · 2017/10/11
「一葉(いちよう)」煉切製:森八 緑色に染めた煉切で一枚の菊の葉を作り、その中に小豆のこし餡をはさみこんでいます。 「一葉(いちよう/ひとは」とは、 一枚の葉の意味で、俳句の世界では、特に桐の葉をいい秋の季語になっていますが、ここでは菊の葉っぱを写しています。...

 · 2017/10/11
「籬の菊(まがきのきく)」栗餡製:両口屋是清 風味豊かな栗餡で小豆こし餡を包み、菊形に押したお菓子です。中央に金箔が散らしてあります。 秋の二大風物、栗と菊が見事に合体した作品です。材料は栗、姿は菊花、そして色合いと、きめの粗い質感で籬を表しているように見えます。...

 · 2017/10/11
「新菊(しんきく)」煉切製:志むら 薄紅色を基調とし、一部分を白く染め分けた煉切で白こし餡を包み、菊花を彫り込んだ木型で抜いたお菓子です。 煉切やこなし生地で作るお菓子には、大きく分けて二つの製法があります。 竹べらや布巾などの小道具を利用して手づくりで成形していく「手形もの」 と、木型を使って「型抜き」して作る方法です。...

 · 2017/10/11
「菊慈童(きくじどう)」きんとん製:菊家 小豆こし餡をまるめ、その上に栗の蜜漬けをのせます。そのまわりに、ピンク色と白にぼかし染めたそぼろをこんもりと植え付けています。 「菊慈童」という中国の伝説にちなんだお菓子です。...

 · 2017/10/11
「菊づくし(きくづくし)」淡雪羹製:菊家 紫、ピンク、黄色に染めた羊羹を菊の花形に抜いたものや、葉に見立てた緑色の短冊状の羊羹などを淡雪羹の中に散りばめたお菓子です。 「菊づくし」とは、日本舞踊の演目のひとつでもありますが、この菓銘は、”いろいろな菊をいろいろな方法で楽しむ”と解釈しました。...

 · 2017/10/11
「菊づくし(きくづくし)」淡雪羹製:菊家 紫、ピンク、黄色に染めた羊羹を菊の花形に抜いたものや、葉に見立てた緑色の短冊状の羊羹などを淡雪羹の中に散りばめたお菓子です。...

 · 2017/10/11
「菊日和(きくびより)」きんとん製:豊島屋 小豆つぶし餡を芯にして、そのまわりに、黄色に染めた目の細かいそぼろを植え付け、頂上に黄緑色のしべを添えています。 「菊日和」とは、菊の花が盛りの頃、よく晴れて、菊の香りがしみ通るように澄んだ秋の日のことを意味します。俳句の世界では仲秋の季語になっていて、「菊うらら」とも言うそうです。...

 · 2017/10/10
皇室の紋章や、日本の国花にもなっている菊、日本人にとって特別な花ですね。 和菓子の意匠としても人気で、この時季、各和菓子店からぞくぞくと、いろいろな菊のお菓子が生まれます。

 · 2017/10/10
「里の菊(さとのきく)」餡菓子:塩野 小豆こし餡、薯蕷餡、玉子餡の三種類の餡をそれぞれ丸め、専用の刃つき器具で正確に三等分します。それら三種の餡をひとつに合わせ、布巾でつまみ、茶巾絞り仕立てにしたお菓子です。...

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