· 2018/02/16
「梅(うめ)」煉切製:ふじむら ピンクと白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、その上に、グラス絞り羊羹で枝を描き、煉切製の白梅を配したお菓子です。 春の気配をまとった日差しの中、漂ってくる澄み切った梅の香り。 永い歳月をかけ、風雪の鍛錬によって形作られた幽玄な枝ぶりと、開花したばかりのフレッシュな白梅の美しい対比。...

 · 2018/02/12
「月ヶ瀬(つきがせ)」 薯蕷製:とらや 真っ白な薯蕷饅頭の中央に水色の帯状のラインを描いたお菓子です。 奈良市月ヶ瀬は、名張川(なばりがわ)の渓谷沿いにある梅の名勝地です。白い薯蕷饅頭に、水色の筋をつけた意匠は、川の両岸に咲き匂う白梅の情景を思わせます。初出年代は大正7年(1918)です。(とらやHPより)

 · 2018/02/11
「窓の梅(まどのうめ)」 こなし製:両口屋是清 紅色に染めたこなし生地で小豆こし餡を包み、梅の木を描いた木型にて押し抜いたお菓子です。

 · 2018/02/01
「梅匂う(うめにおう)」焼皮製:鶴屋吉信 紅色に染めた焼皮で小豆つぶ餡を包み、五枚の花びらを作るように折りたたみ、しべに見立てた黄色いこなし製のそぼろを中央に添えたお菓子です。 梅の花がほのかに匂うさまを焼皮で表現しています。...

 · 2017/11/30
晩秋に、思いがけなく咲いた梅の花を、詩情豊かに写し取った一品を紹介します。

 · 2017/02/22
私は、早春の鎌倉が好きです。 お正月の初詣、春の桜、初夏の紫陽花、夏の海水浴、秋の紅葉と、年中観光客が絶えない鎌倉ですが、人混みの苦手な私にとって、静かにゆっくり鎌倉を楽しめるのが2月〜3月初旬にかけての時期なのです。...

 · 2017/02/18
今もなお江戸の情緒を色濃く残す浅草には和菓子の老舗も多く、上生菓子コレクターとしては外せないエリアです。 しかし、今までこの地区に縁がなく、観光で1回だけ行ったことはあるものの土地勘もなく、また東京スカイツリーができてからは観光客でごった返しているイメージもあり、人混みの苦手な私はなんとなく敬遠していました。...

 · 2017/02/15
「おとずれ」しぐれ製:豊島屋 しぐれ餡にゆかりをまぶし、梅風味の羊羹を巻き、雲平製の梅の花を添えたお菓子です。 雲平(うんぺい)とは、みじん粉や寒梅粉に砂糖を混ぜ、水分を少量加えてまとめた生地のことで、工芸菓子やお干菓子の材料の一種です。 桜よりもひと足先に春の訪れを知らせてくれる梅の花をダイナミックに描いた作品です。

 · 2017/02/09
「紅梅(こうばい)」煉切製:高林堂 小豆こし餡を紅色の煉切で包み、さらにその外側を薄紅色の煉切で包み丸めます。さらにさじ切り技法を使って一枚一枚花びらを刻み付け、中央にも煉切製の紅梅を添えたお菓子です。 春のさきがけである梅の花、その匂い立つような紅梅を躍動感あふれる意匠で描いた逸品ですね。

 · 2017/01/31
「梅(うめ)」煉切製:シベリア本舗 ピンクと白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、表面に千筋を付けます。さらに、グラス絞り羊羹で枝を描き、煉切製の紅梅を配したお菓子です。 春の気配をまとった日差しの中、漂ってくる澄み切った梅の香。...

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