とんぼ

とんぼ · 2017/09/05
「赤とんぼ(あかとんぼ)」小倉製:田園調布あけぼの 求肥を芯にして小倉餡で周りを囲うように包み池に見立てます。さらに、桃山製の木の桟橋や杭(くい)を配し、羊羹製の赤とんぼを添え、水辺を飛びまわる様子を描いています。...

とんぼ · 2017/09/05
「秋津(あきつ/あきづ)」こなし製:両口屋是清 黄色と橙色にぼかし染めたこなし生地を薄く長方形に伸ばし、袖形に二つ折りにして小豆つぶ餡を包み、とんぼの型を押したお菓子です。 「秋津」とは、とんぼのことで、奈良時代頃に使われていた最も古い呼称です。 夕陽に真っ赤に染められた空を、一日の終わりを惜しむかのようにしみじみ飛んで行く赤とんぼ。...

とんぼ · 2017/09/05
「赤トンボ(あかとんぼ)」淡雪羹製:菊家 白と水色にぼかし染めた淡雪羹の上面に、とんぼの型で抜いた橙色の錦玉を象嵌細工のように埋め込んだお菓子です。秋風に乗って飛び交う赤とんぼの姿を爽やかに写していますね。 「赤とんぼ」というのは、とんぼの種類の名前ではなく、胴体が赤いとんぼの総称です。...

とんぼ · 2017/09/05
「秋津(あきつ)」かるかん製:両口屋是清 白いかるかん生地に橙色やピンク色の筋模様を描き、とんぼの焼印を押し、小豆こし餡を巻き包んだお菓子です。 秋津は、「あきつ」とも「あきづ」とも読みますが、とんぼの古名で、秋の季語になっています。 かるかんの配色は、いろいろな色に染め上げられてゆく夕暮れ時の空を表しているようですね。...

とんぼ · 2017/09/05
「錦秋 (きんしゅう)」こなし・羊羹製:豊島屋 白と薄緑色の2色の羊羹の上に緑、黄色、橙色、紅色にぼかし染めたこなし生地をのせ、一面にとんぼの型を押し、秋の空に飛び群れる赤とんぼを写した棹物菓子です。 菓銘にある「錦」とは、綸子(りんず)の地に、金糸銀糸や彩糸を織り込んだ華麗な織物のことで、しばしば紅葉の美しさに並び称されます。...