· 2017/06/03
「遊び鮎(あそびあゆ)」鹿の子製:大倉山青柳 水色に染め薄くシート状に仕上げた葛生地で、虎豆の鹿の子を巻くように包み、煉切製の鮎を添えたお菓子です。 虎豆が川床の岩、葛は水の流れ。その流れを遡るように若鮎が俊敏に泳ぐ姿が目に浮かびますね。

 · 2017/06/03
「若鮎(わかあゆ)」羊羹製:森八 薄くシート状にのばした羊羹生地の一部を鮎の形に抜き、抜いた鮎形の羊羹を少しずらして付け、金箔を添え、小豆こし餡を巻き包んだお菓子です。 半透明の羊羹生地は川面を、中の餡玉は岩を表しているようです。元気な若鮎が水面から飛び上がり、初夏の日差しを受けてきらめいている意匠がすばらしいですね。...

 · 2017/06/03
「若鮎(わかあゆ)」煉切製:秋色庵大坂家 白煉切で小豆こし餡を包み、木型で押し抜いて若鮎を写したお菓子です。 渓流や川瀬の激流にもまれながらも、力強く泳ぎのぼる若鮎と、それを川岸から優しく見守る撫子が見事な構図で描かれています。 眩しいほど白い煉切は、若々しい鮎の象徴でもあり、夏の光に煌めく川面の風情をも表しているようです。

 · 2017/06/03
「桃山鮎(ももやまあゆ)」桃山製:長嶋屋 桃山生地で若鮎の形をかたどったお菓子で、中に求肥が入っているのがポイントです。桃山とは、白餡に砂糖、みじん粉、卵黄を加えて焼いたものです。 長嶋屋さんは、逗子にある、明治25年創業の老舗で、明治、大正、昭和に渡り、葉山御用邸の御用達認定を受けてきた名店です。...

 · 2017/06/03
「焼あゆ(やきあゆ)」煉切製:千草庵 白い煉切で小豆こし餡を包み、専用の細工べらを使い、手技(てわざ)で鮎(あゆ)の形を作り、抹茶色素とくちなし色素で色づけします。さらにバーナーで微妙な焦げ目を付け、口から竹串を刺し、乾き止めのつや寒天をはけ塗りして鮎の塩焼きの完成です。 鮎漁解禁にさきがけて作られる夏限定の細工菓子です。...

 · 2017/06/03
「早瀬(はやせ)」求肥製:一炉庵 刻み栗入りの白小豆こし餡を求肥生地で包み、その上に羊羹製の鮎と岩に見立てた蜜漬けの大納言を配します。さらに、水色に染めた錦玉を流し、清流に泳ぐ鮎の姿を写したお菓子です。 川の水面が初夏の日差しを受けてきらきら輝いている様子や、元気な鮎の俊敏な動きから生まれた細かい水泡まで再現されていますね。...

 · 2017/06/03
「若鮎(わかあゆ)」求肥製:塩瀬総本家 求肥で白餡を包み丸め、中央をへこませそこに寒天を流し込み、中に羊羹製の若鮎を泳がせています。 川の水面が初夏の日差しを受けて輝いている様子や、元気な若鮎の俊敏な動きから生まれた細かい水泡まで細かく再現されています。...

 · 2017/06/03
「涼観水(りょうかんすい)」錦玉製:源吉兆庵 濃淡二色の青楓と赤く染めた鮎(あゆ)の型抜き羊羹をつややかな錦玉羹の中に配し、ほんのりヨーグルト風味のある羊羹の上に重ねています。...

 · 2017/06/03
「鮎の塩焼き(あゆのしおやき)」練切製:栗山...

 · 2017/06/03
「清流(せいりゅう)」煉切製:森八 水色と白にぼかし染めた煉切で餡を包み、木型にて水紋をかたどり、羊羹製の鮎を添えたお菓子です。 シンプルできりりと引き締まった作品に仕上がっています。

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