落葉

落葉 · 2017/11/22
「落葉(おちば)」村雨製:一炉庵 小豆こし餡に砂糖と米粉をまぜてふるいで漉し、そぼろ状にしたものに大納言の蜜漬けを入れ、小豆つぶ餡を包み、蒸し固めます。その上に朱色に染めた煉切製の葉を添えたお菓子です。...

落葉 · 2017/11/22
「晩秋のひととき(ばんしゅうのひととき)」求肥製:大倉山青柳 淡い緑色にぼかし染めた白い求肥生地で白こし餡を包みまるめ、中央上部をくぼませます。その上に橙色、黄色、茶色に染め分けた落ち葉を配したお菓子です。 色とりどりの紅葉や枯れ葉が、木枯らしに吹き寄せられたような意匠が趣き深い逸品ですね。

落葉 · 2017/11/22
「吹きよせ(ふきよせ)」きんとん製:梅園 緑色に染めたそぼろで餡を包み、だいだい色、黄色に染めた氷餅の粉を散らしたお菓子です。 「吹き寄せ」とは、さまざまな木の葉や木の実が風でひとところに吹き寄せられるさまをいいます。...

落葉 · 2017/11/22
「ふきよせ」煉切製 :菊家 銀杏(いちょう)の黄葉、蔦(つた)の紅葉、楓(かえで)の橙葉、樫(かし)の褐葉、常緑樹の緑葉、ぎんなんの実など、色とりどりの落ち葉や木の実が木枯らしに吹き寄せられた様を煉切で見事に表現しています。...

落葉 · 2017/11/22
「吹寄せ(ふきよせ)」煉切製:一炉庵 橙色と黄色にぼかし染めた煉切で小豆こし餡をつつみ、風に吹き寄せられた落ち葉を描いた木型で押し抜いたお菓子です。散り落ち朽ち果ててゆく葉っぱの最後の煌めきを、金箔が表しているように見えます。 楓(かえで)やイチョウをはじめとするいろいろな落葉樹の葉の形が石畳のようにきれいに散り敷かれていますね。...

落葉 · 2017/11/22
「参道(さんどう)」小倉製:つ久し 小倉餡の上に求肥餅をのせ、その上に参道の石畳を配したお菓子です。だいだい色と黄色に染めわけた煉切製の落葉をひとひら添えています。...

落葉 · 2017/11/22
「冬めく(ふゆめく)」きんとん製:みのや本店 茶色に染めたそぼろを、餡のまわりに植え付け、黄色い煉切製のいちょうの葉と茶色い煉切製の枯葉を散らしています。 「立冬」も過ぎ、いよいよ冬に突入ですね。 町のたたずまいや山野の眺めばかりでなく、雨や風、空気なども冬らしくなることを「冬めく」といい、俳句の世界では初冬の季語になっています。...

落葉 · 2017/11/22
「落葉(おちば)」煉切製:ささま 中の餡は大納言小豆のつぶし餡です。 美しく色づいた落ち葉を表現したお菓子です。 ささまさんの煉切は本当に美味しい。普通の煉切はしっとり、ねっとりといった感じですが、ささまさんのものはとても口溶けがよくて、少しサクサクした軽い食感で、甘さの中に独特のコクがあるのです。

落葉 · 2017/11/22
「落葉(おちば)」時雨・羊羹製:文銭堂本舗 白小豆入りの小豆羊羹と、三色に染め分けた黄身餡を使った時雨を張り合わせたお菓子です。 「時雨(しぐれ)」とは、餡をふるいで漉し、そぼろ状にしたものを蒸し固める製法のことです。時雨羹、村雨(むらさめ)、高麗餅などとも呼ばれます。 適度な湿り気と、ほろっとした感触が雨の趣に通じるようですね。...

落葉 · 2017/11/22
「落葉(おちば)」求肥製:菊屋 淡い水色に染めた求肥で餡を包みまるめ、三枚のアーモンド片をのせ、水に浮かぶ落葉を表現しています。 木の実は果物とともに和菓子の原点といわれています。 和菓子の材料として用いられる木の実としては圧倒的に栗が多いですが、アーモンドを使った上生菓子は珍しいですね。

さらに表示する