蕪(かぶら)の上生菓子

 

蕪は、大根と並び冬野菜の代表格として、寒い時期の食卓に欠かせません。お菓子としては、煉切、求肥、外郎、薯蕷などの白い生地で餡を包み丸くかたどり、緑の煉切製の茎を添える意匠が一般的です。また、蕪は日本各地の気候風土に合った数多くの品種があり、地方の和菓子屋さんでは、その土地ならではの特徴的な蕪を写したお菓子も作られています。