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節分(三英堂)

明日はいよいよ節分ですね。 

 

冬から春へと季節を分ける節目の日なのですが、今日も朝から雪が降り続いていて、まだまだ冬の終りという感じではないですね。 

 

インフルエンザや風邪も、相変わらず猛威をふるっていますし、本格的な春はまだお預け状態。 

 

そんなわけで、今日は、楽しく、美味しい節分のお菓子を食べて、寒さや雪、ウイルスなどを吹き飛ばしましょう!

 

「節分(せつぶん)」煉切製:三英堂 

虎柄模様と、紅色に染め分けた煉切を長方形にのし、千筋を付けます。これを二つ折りにして小豆皮むき餡を包み、二本の角の焼印を押したお菓子です。 

 

紅色の生地と角で赤鬼を、虎柄は鬼のパンツを写しているような愉快な逸品ですね。 

 

陰陽五行では鬼の出入りする方角は鬼門とされ、この方角の邪気を祓います。

 

その鬼門の方角は北東です。子(ね)を北として十二支を時計回りに配置していくと、北東は丑(うし)と寅(とら)となります。 

 

つまり、鬼の角は丑(牛)に、虎柄のパンツは寅(虎)に由来しているということですね。