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田舎家(龍月)

「田舎家(いなかや)」煉切製:龍月 

茶色と白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、茅葺き(かやぶき)の家を彫り込んだ木型で押し抜き、氷餅を散らしたお菓子です。 

 

 

私が子供の頃は里山に行けば、茅葺きの家が普通にありましたが、今日ではほとんど見かけることがなくなってしまいました。 

 

断熱性・保温性・通気性・吸音性・雨水処理能力などをすべて兼ね備えた茅葺き屋根に匹敵する屋根は現代の建築技術をもってしてもなかなか作れないと言います。 

 

日本の田園風景にも一番調和するこのような古き良き家屋がどんどん姿を消しているのは残念なことです。

 

里山の象徴である茅葺きの家も上生菓子と同様に、日本の貴重な文化として後世に受け継いでいきたいですね。