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外の濱(とらや)

「外の濱(そとのはま)」焼物製:とらや 

方形の焼物製生地で小倉羹をはさみ、表面に青海波(せいがいは)の焼印を配して、北の海の情景を表わしたお菓子です。大正7 年(1918)に初めて創作されました。

 

 

青海波紋は、穏やかな海を表すものとされ、大海原の波のように、平穏が続くことを願う意味があります。  

 

青海波紋(出典:おやさと雅楽会) 

 

 

青森県津軽半島から下北半島の辺りは、かつて「外の浜」、あるいは「外ヶ浜」と呼ばれ、日本の北限と考えられていました。 

 

平安時代には、「喜界が嶋(鬼界ヶ島)と外ヶ浜」は国の辺境を指す代名詞であり、また、歌枕の地としても知られ、西行や藤原定家など多くの歌に詠まれました。