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洛陽のみち(とらや)

「洛陽のみち(らくようのみち)」薯蕷製:とらや 

別名「洛陽」とも呼ばれた京都の町を薯蕷饅頭で四角くかたどり、整然とした道を焼印で押す。さらに、紅・緑・黄のにおい(色差し)をつけ、薯蕷生地の白とともに、四色で四季の移ろいを表現しています。

 

紅麗し桜の春 

緑輝く夏 

黄葉色づく秋 

白雪舞う冬 

 

毎年巡り来る古都京都の四季を、見事に表現しています。

 

古く京都は、たびたび中国王朝の都となった洛陽に因み、洛陽、京洛などといわれました。 

 

一説に、平安京を東西に分割し、西側(右京)を「長安」、東側(左京)を「洛陽」と呼んだといいます。

 

ところが、右京すなわち「長安」側は湿地帯が多かったことなどから程なく廃れ、市街地は実質的に左京すなわち「洛陽」だけとなった。このため「洛陽」とは即ち京都を指す言葉になり、その一字を採って「洛」だけでも京都を意味することになったとされています。

 

京都は、遠く唐の都長安にならってつくられた平安京に始まります。東西南北に碁盤の目のような道を配したさまは今でも変わっていません。