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寒菊(鶴屋八幡)

「寒菊(かんぎく)」きんとん製:鶴屋八幡 

緑の色餡に黒餡を重ねて、きんとん専用の金属製の通しにかけ、そぼろにして、餡玉のまわりに植えつけます。二色の色使いを巧みに生かしたまじりきんとんが特徴です。 

 

黒文字を入れると、中から菊花に見立てた鮮やかな玉子餡(黄身餡)がのぞくという心憎い仕掛けがありますが、断面の写真がないのが残念です。 

 

 

菊は開花時期によって春菊、夏菊、秋菊、寒菊に分けられ、一般的に12月から1月に咲くものを寒菊と呼びます。 

 

花期が他の菊の仲間に比べて遅く、寒くなってから咲くので寒菊の名があり、秋咲きのコギクを改良したもので、背丈も低く、花つきも少なく、花も小さいのが特徴です。 

 

また、霜にあって葉が色づいたものを照葉(てりは)といいますが、葉が紅葉した寒菊を、照寒菊(てりかんぎく)といい、風情があるので好まれています。