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雪の華(東宮)

「雪の華(ゆきのはな)」きんとん製:東宮 

つくね芋を蒸して裏ごしし、砂糖を加えそぼろ状にしたものを、小豆つぶ餡のまわりに植え付けたお菓子です。

 

山芋の風味が最大限に生かされたそぼろは、丁寧に裏ごしされているため、舌触りが特になめらか。恋する乙女心のように、ふんわり甘くとろけます。 

 

日本の四季の代表的な情景である雪月花の中から、雪の詩情を取り上げ、見事なお菓子に写し取った逸品です。 

 

つくね芋のきんとんの白さは和菓子の中でもこれ以上ない最上級の白。まるで、けがれない新雪のような美しさですね。

 

二十四節季でいうと、今、まさに大寒。一年で最も寒さが厳しい時季です。北国では厚い雪に閉ざされ、比較的暖かい地方でも突然の積雪に悩まされます。 

 

そんな厳しい寒さまでもこんな美しいお菓子に変えてしまうなんて、和菓子の世界ってほんとうにすごい!