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薄氷(ささま)

「薄氷(うすごおり)」羊羹製:ささま 

白の薯蕷羹を薄く敷き、黒砂糖入りの小豆こし餡の羊羹種を流します。最後に、どうにか見える程度の亀裂を入れ、早朝、水面に薄っすらと氷が張った様を表現しています。 

 

 

木枯らしが吹き始めるころ、気温が氷点下に下がると、池のあちこちに氷が張り始めます。まだ水が透けて見えそうに薄い氷です。 

 

ところどころに、ぴしっと音を立てて亀裂が入った、そんな初冬の情景を表しています。 

 

逆光気味にすると、亀裂が浮き立って、幻想的な光景になりますね。 

 

このお菓子を見ると、氷はやはり、割れてこそ氷らしいということがよくわかります。