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御好生田森(とらや)

「御好生田森(おこのみいくたのもり)」湿粉製:とらや 

白小豆餡と餅粉・上新粉を混ぜてもみ、こし網で漉して作った白と黄色のそぼろを、紅色に染めた羊羹をはさむように枠に入れ、蒸しあげた棹物のお菓子です。天保8年(1837)に初めて創作されました。 

 

神戸市、生田神社の境内にある「生田森」の紅葉の美しさを、白・紅・黄の三段に色分けした意匠で趣深く表しています。 

 

「生田森」は、古来より歌枕として名高く、平安時代の貴族たちはこの森を訪れては、数々の和歌を詠んでいます。

 

また、清少納言の『枕草子』の中では、「森といえば生田」と讃えられ、さらに、平家物語や太平記にも古戦場として登場する歴史的な場所なのです。

 

しかし、今では都会の喧噪に囲まれてしまって、昔の面影はありませんが、せめてこのお菓子を食べながら当時の壮大な森に思いを馳せたいですね。

 

 

現在の生田の森 

(出典:ハロ〜光あれ〜(^o^)ノ http://ameblo.jp/mackenmov/ )