· 

松宵草(豊島屋)

「待宵草(まつよいぐさ)」外郎製:豊島屋 

黄色に染めた外郎生地で白こし餡を包み、手技で四弁花をかたどり、黄色いそぼろのシベを添えたお菓子です。

 

 

待宵草は、南アメリカ、チリの原産で江戸時代の末に日本に渡来し、当時は観賞用として庭に植えられていましたが、その後各地に拡散し、野生化しました。 

 

とても強い花で、山野や河原の石ころだらけの荒れた土地にも粘り強く根をはります。

 

花は黄色の四弁花で、夕刻に開き,翌朝にはしぼんでしまう一日花です。夕方、宵になるのを待つようにして花が咲くため、待宵草という風流な名前が付けられました。 

 

月夜に照らされたり、夕方のほの暗い明るさの中で、この花の群がうかび上がって見える光景は幻想的ですばらしいものです。