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浮草(梅花亭)

「浮草(うきくさ)」煉切製:梅花亭 

白い煉切で小豆こし餡を包みまるめ、上部を少しくぼませ、錦玉液を流し、羊羹製の浮草を配したお菓子です。

 

 

浮草とは、池や沼、水田、溝などの水面に浮かんで生えている水草の総称です。 

 

浮草は夏の季語であり、漢字一文字で「萍(うきくさ)」とも書きます。 

 

浮草のように転々として一つの場所に 落ち着かない職業のことを「浮草稼業」といい、また、浮草のように漂って定まらない物事や、確かなよりどころのない生活のたとえとして「根無し草」などどと言われたり、世間一般ではあまりよい意味には使われないようですね。 

 

でも、お菓子になった浮草は、美味しいだけでなく、のんびりと水面に浮かぶ姿に癒されたり、瑞々しく濡れ輝く緑色に涼を感じたりと、我々にいろいろな愉しみを与えてくれます。 

 

まさに、浮き浮きする草ですね。