「願い笹(ねがいざさ)」煉切製:成城風月堂
薄緑色に染めた煉切で小豆こし餡を包み、千筋をつけ、手技(てわざ)で竹笹の幹や枝を描き、羊羹製の短冊を添え、金箔を散らしたお菓子です。
今日はいよいよ七夕祭りですね!
七夕の飾りつけは前日の6日の夜に行ないますが、もう終わりましたか?
さて、七夕の時に願い事を書く短冊は、正式には五色あります。
この五色は、「五行思想」にもとづいた色のことで、緑、赤、黄、白、黒(最近は黒の替わりに紫も使われる)があります。
五色の色はそれぞれ、方角(中央・東・西・南・北)や人間の5つの徳(仁・礼・信・義・智)と対応しています。
短冊に願い事を書く時には、以下のように、それぞれの色に対応した願いを書くのが良いそうですよ。
緑(東)/木/仁 : 徳を積む・人間力を高める
赤(南)/火/礼 : 父母や祖先への感謝の気持ち
黄(中央)/土/信 : 信頼、知人・友人を大切にする
白(西)/金/義 : 義務や決まりを守る
黒(北)/水/智 : 学業の向上
では、素敵な七夕をお過ごし下さいネ!