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榮久堂さんの雛祭り

3日後の記念日に向けて、今日は豪華な雛祭り6点セットです。

 

「女雛と男雛(おびなとめびな)」煉切・羊羹製:榮久堂 

小豆こし餡入りの煉切を羊羹の衣で巻き、女雛と男雛を写したお菓子です。 

 

 

「橘(たちばな)」煉切製:榮久堂 

 

雛祭りに欠かせないものと言えば、雛人形に菱餅、桃の花、白酒、雪洞、雛あられ、はまぐりのお吸い物などいろいろ思い浮かびますが、橘も忘れてはならないものですね。 雛壇の左右に桜と対に置かれる飾り物として親しまれています。 

黄色と緑色に染め分けた煉切で小豆こし餡を包み茶巾絞り仕立てにしたお菓子です。 

 

「桜(さくら)」きんとん製:榮久堂 

 

水滴るような瑞々しいきんとんに、羊羹製の桜のはなびらを散らした趣ある逸品です。中は風味豊かな小豆つぶ餡。

 

 

「桃(もも)」煉切製:榮久堂 

 

旧暦の3月3日は、ちょうど桃の花が咲くころでもあり、桃には魔除けの力があると考えられていたことから、節句を祝うのにふさわしいものとして、「桃の節句」と呼ばれるようになったそうです。 

 

小豆こし餡を包んだ煉切を茶巾絞り仕立てにして、しべと葉を添え、優しい桃の花を写したお菓子です。 

 

「西王母(せいおうぼ)」外郎製:榮久堂 

 

西王母は、中国で古くから信仰された女仙で、彼女が漢の武帝に与えたという、3000年に一度実がなる伝説の不老長寿の桃に由来したお菓子です。 

 

ピンクに染めた外郎生地で黄身餡を包み、手技で桃の実をかたどったお菓子です。