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菜の花譜(鶴屋吉信)

今日は朝から雲ひとつない気持ちのよい快晴! 

 

近所の梅もちょうど見頃だし、小鳥も楽しそうにさえずっているので、散歩がてら歩いて上生菓子を買いに行くことにしました。 

 

それにしても、最近なんだか物忘れがひどく、人の名前が思い出せなかったり、電車に乗り間違えたりと、認知症の始まりではないかと心配になっています。 

 

先日は、伯母が認知症と診断されたという話も聞いて、ますます不安になり、なんとか予防する手立てがないかと、いろいろな本を読んで研究しています。 

 

その中で、最近よく実践しているのが、「ながらウォーキング」。 

 

歩きながら歌を歌うとか、歩きながら俳句を作る、歩きながら手をグーパーグーパー動かすなど、ただ歩くだけでなく、同時に二つのことをやると、脳の刺激になって、認知症の予防になるそうなんです。 

 

私がよくやるのは「歩きながらしりとり」。 

 

しかも、ふつうのしりとりではなく、例えば食べ物限定とか地名シリーズといったように何か条件を付けて行うのです。 

今回は、上生菓子を買いに行くので、すべて菓銘だけを使ったしりとりにしてみました。 

 

スタートはやはり、時節柄、梅から始めるのがいいでしょうね。 

 

うめのか(梅の香)⇒かれは(枯葉)⇒はなごろも(花衣)⇒もみじやま(紅葉山)⇒まつのゆき(松の雪)⇒きくじどう(菊慈童)⇒うぐいす(鶯)⇒すいちゅうか(水中花)⇒かきつばた(杜若)⇒たつたがわ(竜田川)⇒・・・・ 

こんな感じで、最初はわりとサクサク進みます。 

 

お菓子の姿も想像しながらやると、さらに楽しさ倍増ですし、ボケ防止にもなるので一石二鳥。 

 

・・・・こうりんぎく(光琳菊)⇒くりのさと(栗の里)⇒とびうめ(飛び梅)⇒めびな(女雛)⇒なのはな(菜の花) 

と、ここまできたところで、今日お目当ての鶴屋吉信さんに到着。 

 

そして目に飛び込んできたのが、なんと菜の花のお菓子!グッドタイミング。しかも、今まで見たことのない新しい意匠です。 

 

「菜の花譜(なのはなふ)」焼皮製:鶴屋吉信 

黄色と緑色に染め分けた焼皮で折り畳むように小豆こし餡を包みます。さらに、黄色い焼皮を菜の花の形に抜いたものを上に配したお菓子です。 

 

焼皮とは水でといた小麦粉と餅粉をまぜたものを薄く焼いたもので、わかりやすく言うと和風クレープといった感じですが、クレープより弾力があって厚みもあります。

 

 

菜の花を上生菓子で表現する場合、黄色と緑色の二色のきんとん仕立てにしたものが圧倒的に多いですが、焼皮で表現したものは初めてですね。 

 

 

焼皮はつぶ餡と合わせることが多いですが、今回は珍しくこし餡との組み合わせになっていて、早春にふさわしいやさしい味わいになっているようです。

 

 

野原一面、絨毯のように敷き詰められた菜の花畑を写したお菓子ですが、その花言葉「快活」のイメージ通り、見ているだけで活力がわいてくる逸品ですね。 

 

さて、帰り道は、「なのはな」からの続きです。 

 

なのはな(菜の花)⇒なつこだち(夏木立)⇒ちゅうしゅうのめいげつ(中秋の名月)⇒つた(蔦)⇒たまぎく(玉菊)⇒くりむしようかん(栗蒸羊羹) 

 

あっ、しまった( ゜Д゜)