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半夏生(梅花亭)

「半夏生(はんげしょう)」煉切製:梅花亭 

緑色と白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、葉の形をかたどり、千筋を付けます。黄色い棒状の煉切のまわりにみじん粉をまぶしたものを葉の付け根にしつらえ、葉先に寒天の雨粒を添えたお菓子です。 

 

 

半夏生はドクダミ科の多年草で、7月に長さ10cmほどの穂状花序をつけます。また、葉の先端に緑色を残し、茎側から白く色を変え始め、8月になるとまた元の緑色に戻るという特徴があります。 

 

暦の上では、夏至から11日目を半夏生といい、「一年の真ん中」という意味があります。2015年の今年は7月2日に当たりますが、この半夏生のころに、花を開き、葉の色が変化することから半夏生と呼ばれるようになったといわれています。 

 

また、葉の一部を残して白く変化する様子が、半分しか化粧していないように見えることから「半化粧(はんげしょう)」とする説もあります。 

 

半夏生の頃には、天から毒気が降るとか、地面が陰毒を含んで毒草が生えるなどという言い伝えがあります。

 

折しも、梅雨の真っただ中、蒸し暑い毎日で、食べ物が傷みやすかったり、体調も崩しやすい時期なので、先人の言葉に耳を傾け、気を付けたいものですね。