大山蓮華(秋色庵大坂家)

「大山蓮華(おおやまれんげ)」煉切製:秋色庵大坂家 

小豆の漉し餡を白い煉切で包み、五弁の花の形に整えます。紅色の鮮やかなしべを、中央に色づけして大山蓮華を表現しています。 

 

大山蓮華は、初夏から夏にかけて純白で清楚な、いかにも涼やかな花を咲かせます。 

 

やや俯きかげんに、恥じらうように咲くその花姿は、日本人の感性ともよく調和し、茶の花としても重宝されています。

 

花には芳香があり、花の中心部分に雌しべが立ち、それを囲むように濃い紅色の多数の雄しべが付くのが特徴です。花も素敵ですが、開花前の蕾の姿も、非常に愛らしい形をしています。 

 

名前のとおり、深い山、高山に咲く樹木で、もともと、奈良県の大峰山の辺りに咲く花であることと、花が「蓮の花」を連想させる事から大山蓮華という名がついたと言われています。 

 

別名、天女花とも形容される美しい花を、和菓子でお楽しみください。 

 

(緑の絵画館 http://koto-green.main.jp/newpage21.htm よりお借りしました。)