「桜の道明寺羹（さくらのどうみょうじかん）」道明寺羹製：HIGASHIYA
道明寺羹の中に、桜葉の塩漬けを刻み込んだ季節限定のお菓子です。
「道明寺羹」とは、錦玉に道明寺粉を溶かして固めたもので、江戸時代に生まれた羊羹のバリエーションのひとつです。
透き通った寒天の中に道明寺粉の白いつぶつぶが舞う様子を雪やみぞれ、水しぶき、天の川などいろいろなものに見立て愛でるお菓子ですね。
このお菓子では白く重なり合う粒が、満開の桜に見えます。
味はまさに道明寺の桜餅そのものといった感じで、桜餅がそのまま羊羹に変身したような楽しい逸品です。
桜餅など和菓子に使われる桜葉の殆どが、伊豆産のもので、大島桜という品種です。この品種でないとあの独特の綺麗な色が出ないそうです。
HIGASHIYA（ひがしや）さんは、洗練されたモダンな店舗でお饅頭をはじめとする純和菓子を販売している新感覚の和菓子屋さんで、店舗は銀座と南青山にあります。