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初音(成城風月堂)

「初音(はつね)」煉切製:成城風月堂 

 

緑色と白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、手技(てわざ)で丸くモディファイされた鶯(うぐいす)の形をかたどります。さらに、黒胡麻で目、肉桂粉でくちばし、サジ切りで羽を描き、お腹の部分に梅の文様型を押したお菓子です。 

 

その年、最初に鳴く鶯の声を初音(はつね)といいます。 

 

また、鶯といえば、「梅に鶯」という慣用句をよく耳にしますが、取り合わせが良い二つのものの例えとして、一緒に描かれることが多いですね。