千歳の松

「千歳の松(ちとせのまつ)」大島餡製:たねや 
小豆こし餡を大島餡で包み、手技(てわざ)で松笠の形をかたどったお菓子です。大島餡とは、黒糖を使った餡のことで、黒糖の産地として有名な奄美大島にちなみこう呼ばれています。 

松の木の緑色は、千年の長い歳月を経ても風雪に耐えぬいて、少しもその色を変えないことから、中国では「千歳の松」と呼ばれ崇められてきました。そんな松の根源である種子の詰まった松笠を写したおめでたいお菓子です。