· 

千代の梅(一炉庵)

「千代の梅(ちよのうめ)」煉切製:一炉庵 
春の魁(さきがけ)である梅がほころぶ様子を表したお菓子です。本紅で染めた煉切で小豆と白小豆の二種類のこし餡を包み、木型で梅の木を抜いています。花開いた梅の花の部分は白煉切で絵画のように絵づけしています。 

このお菓子の側面には立体的な幹をしつらえていて、上面の枝につながっている意匠がユニークですね。 


一炉庵さんは創業が明治36年 (1903年)という、歴史ある文京区の和菓子司です。 

ここは、特に上生菓子に主力をおいていて、約二週間ごとに15〜20種類もの上生が作られ、年間400種類以上もの意匠を取りそろえています。