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彩むらさき(清閑院)

「彩むらさき(あやむらさき)」羊羹・浮島製:清閑院 

上面に紫色で花菖蒲をイメージする模様を描いた浮島を、きざみ栗を入れた抹茶羊羹に重ねたお菓子です。 

 

花菖蒲咲く初夏の風景を、現代的な感覚で見事に表現していますね。 

 

ほくほくとした栗の食感に、抹茶のさわやかな風味が加わり、さらにしっとりふわふわの口あたりの浮島が登場してくるという、いろいろな楽しみが次から次へと絵巻物のように現れる贅沢なお菓子です。 

 

5月から6月にかけて、これからは花菖蒲(はなしょうぶ)のシーズンですね。 

 

花菖蒲の原種は野花菖蒲で、濃い紫色のアヤメ型の花を咲かせるのが特徴でした。 

 

それが、江戸時代に愛好家によって改良が繰り返され、今では1500種類以上ものバリエーションがあるそうです。 

 

花菖蒲はまさに江戸の文化から生まれた花といえるでしょう。