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花筏(鶴屋吉信)

「花筏(はないかだ)」外郎製:鶴屋吉信 

こし餡をういろう生地で包んだもの。桜色から青色へと変化する微妙な色のグラデーションが、桜の花びらを筏のように運ぶのどかな川辺の情景をあらわしています。 

 

音もなく桜の花びらがはらはらと散りゆく様子。花の香りを含んだかすかな風のそよぎ。ゆったりとした流れに乗って、川面を静かに流れてゆく花びら。 

 

これらの各シーンが、まるで映画の一コマ一コマを見るように、目に浮かんできますね!