若菜餅

「若菜餅(わかなもち)」きんとん製:とらや

 

小豆こし餡を求肥生地で包み、そのまわりに緑色のそぼろを植え付けたお菓子です。

 

古くは正月7日に邪気を祓い、無病息災を願って若菜を摘み、羹(汁物)にして食べる習慣がありました。この習慣は今日でも七草粥として受け継がれています。この古の行事を偲ばせる一品です。延享3年(1746)に初めて創作されました。