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虎豆鹿の子(大倉山青柳)

「虎豆鹿の子(とらまめかのこ)」鹿の子製:大倉山青柳 

 

鹿の子(かのこ)は、和菓子の一種です。 

 

鹿の子は一般的に3層構造になっていて、まず餅、求肥、羊羹のうちどれかを芯とし、そのまわりに餡をつけ、できた餡玉の外側に形の整った豆の蜜漬けを隙間なくつけて完成するお菓子です。

 

豆の種類によって、小豆(あずき)鹿の子・手亡(てぼ)鹿の子・豌豆(えんどう)鹿の子・黒豆鹿の子などいろいろあります。

 

今日の鹿の子は「虎豆(とらまめ)」を使っています。

 

虎豆とはインゲンマメの一種で、独特な模様が特徴です。

 

白地を基本としながら、へその周囲に濃黄褐色と淡黄褐色の斑紋が入っていて、この模様の入り具合が虎に似ていることから、虎豆と呼ばれています。

 

煮上がりの美しさ、味の良さで「豆の王様」ともいわれる高級素材。独特な虎柄が目を引きますね!

 

豆の粒が隙間なく並ぶ様子が鹿の背の斑点に似ているので「鹿の子」と呼ばれるのに、その豆は虎柄だという、ちょっと混乱しそうな面白い鹿の子です。